ヘット・ロー宮殿

トピアリーの語源はラテン語の「opus topiarium」といわれています。日本トピアリー協会では「植物を人工的・立体的に形づくる造形物」と定義し、幅広い分野の方々と楽しみを共有したいと考えております。

The origin of topiary is said to have come from the Latin word 'opus topiarium'.
At the Japan Topiary Association (JTA), topiary is defined as plants molded into three dimensional forms and figures through human skill. In this website, we have introduced several new plant formations using flowers. They differ from regular topiary since the way of construction and display are totally different. They may seem a little strange but I am thinking of using them as examples of a new 21st century concept: "How People and Plants Relate to Each Other".

また、みなさんの「トピアリー自慢」も受け付けております。近隣の施設、個人の庭など「これは!」と思うトピアリーがございましたら、ご連絡ください。(ご連絡は、お問い合わせのページをご覧ください。)
⇒ お問い合わせページ

トピアリーの歴史 - History of Topiary -

トピアリーの起源は、古代ローマ時代までさかのぼります。当時の庭師が、生け垣に自分のイニシャルをこっそり刈り込んだのが始まりといわれています。

20世紀になってアメリカで開発された技術が、立体フレームトピアリーや水苔を用いて作るトピアリーです。これによってアメリカでのトピアリー人気は高まり、ディズニーランドにはミッキーマウスをはじめとしたキャラクターのトピアリーが飾られています。

トピアリーの種類 - Variety of Topiary -

トピアリーの種類は、刈り込み型トピアリーのほか、フレームにツタを這わせるアイビートピアリー、ツゲやピラカンサなどに金網のフレームをかぶせて育てるメッシュ・トピアリー、フレームに水苔を詰め植物を這わせるスタッフドトピアリー、花壇苗を組み合わせて造る立体花壇や生花を用いたフラワートピアリーなどがあり、新しいトピアリーも次々に考案されています。

ちなみに、日本の菊人形はフラワートピアリーの一種として、海外でも高い評価を得ています。

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トピアリーガーデン

Topiary Gardens

多数の樹木を幾何学形や四方形に植え、これを刈り込んだ整形庭園や装飾庭園は、ローマ帝国の拡大によってヨーロッパ各地に伝わり、ルネッサンス期には王宮や貴族の庭園で、「緑の彫刻」「刺繍庭園」として脚光を浴びました。

キンメツゲを刈り込んで仕立てた鳥

刈り込み型トピアリー

Topiary Tree

ツゲやイチイなどの樹木を、幾何学模様やチェスの駒、動物などの形に刈り込んだもので、ヨーロッパではトピアリーガーデンの要素のひとつとしてつくられています。

舎人公園

立体フレーム型トピアリー

Three Dimensional Topiary

動物やキャラクターの形をカゴ状に立体的に作り、これをツゲなどの樹木にかぶせて、はみ出した部分をフレームに沿ってカットするトピアリーです。

かたつむり

立体花壇

Three Dimensional Flower Bed

鉄骨で造られた土台に受け具を付け、花壇苗のポットをはめ込んで造られるトピアリーがこの形で、「立体花壇」と呼ばれています。このタイプの利点は、痛んだ花壇苗だけを簡単に交換できることにあります。

スタッフド・モストピアリー

スタッフド・モストピアリー

Stuffed / Moss Topiary

土台のフレームをミズゴケで覆い(または詰めて)これにつる性植物を植え込み、はわせていくトピアリーです。乾燥した苔でつくり、植物を植え込まないトピアリーをモストピアリーと分類しています。

生花フラワートピアリー

フラワートピアリー

Flower Topiary

切り花を吸水性スポンジや鮮度保持剤入りカプセルに挿して、立体のさまざまな造形物を作ります。吸水性スポンジはカッターで簡単に形を作ることができるので、雪だるま、ハロウィンおばけなど、アイデア次第でさまざまなトピアリーが作れます。


トピアリー文化の広がり - Spreading the Topiary Culture -

刈り込み型で始まったトピアリーも前述のように新しい種類が次々に誕生し、最近では誰でも作れる手軽なトピアリーが、家庭用トピアリーとして新しい市場をつくりつつあります。アメリカでは、多くのガーデンセンターで金網フレームなどのトピアリー資材や大きな鉢に入った刈り込み型トピアリーが販売されており、人気を得ています。
一方、トピアリーは、情操教育や福祉・健康づくりの面でも注目されています。植物を育て、デザインを考え、形を整えるなど、トピアリーづくりは創造力を生かし、五感を働かせ、手先を動かす総合的な活動なのです。子どもの教材に、また高齢者の健康づくりにも社会福祉施設や病院での作業療法プログラムのひとつとして効果が期待できます。トピアリーは、趣味の園芸のひとつのアイテムにとどまらず、福祉・教育・余暇活動など、多角的に広がる可能性を持っているのです。

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